こんにちは。

エクステリアプランナーの前田です。

広瀬町布部地区にある「鍛冶工房 弘光」さんを訪ねてきました。

「鍛冶工房 弘光(ひろみつ)」を営む小藤さんは、鍛造(たんぞう)鍛冶職人として、鉄をたたき鍛造品を作っています。

「弘光」の歴史は、江戸時代から10代続いており、現在はお父様がご当主を務められており、

お話を伺った宗相さんは11代目を受け継ぎます。

昔から、地域に根ざす鍛冶屋として、

包丁や農具といった、生活用具を作っていましたが、

量産品が大量生産される時代と共に需要も減ってきました。

「弘光」では、刀剣鍛錬の技術も培っており、古くからの技法を受け継いでいます。

昭和の始め頃、お祖父様の代から、ロウソクを灯す、燭台(しょくだい)や花器を作りはじめ、

現在では、全国的に注目を浴びてきています。

商品棚

商品棚

お店の構えは鍛冶屋というよりは、オシャレなカフェという感じです。

商品となる燭台や、灯りなどが沢山並べられています。

雰囲気のある店内

雰囲気のある店内

小藤さんは、学生時代を信州で過ごしされました。

それから、東京で会社勤めをした後、

島根に戻り美術館の勤務などを経験されたのち、家業に就きました。

小藤さんから色々なお話をお聞きすることが出来ました。

宗相さんと写真を撮らせて頂きました

宗相さんと写真を撮らせて頂きました

「手仕事で作る為、同じ商品でも、少しずつ仕上がりが違うのが面白い。

現在では新しい感性を取り入れながら、約200種類の鉄器を、昔ながらの技法で作っています。」

と「ものづくり」への熱い思いを語ります。

そして、技術を守っていくだけではなく、沢山の人に「弘光の仕事」を知ってもらいたい。

という思いから全国の展示会にも積極的に出展されています。

「一人でも多く、鉄器の良さを知って頂く機会ができると嬉しい。

最近は情報量は溢れていて、「物の本質を見る感性」が問われる時代となっています。

つまり、本当に良い物を求める傾向にあります。

そして、これからは、言われた物を作っていくだけではなく、

使う人に合せて、こちらから提案していく事も大切です。」と力強く語る小藤さん。

安来という、この場所に根ざし、代々受け継いで来た「弘光」の知名度を上げていく事で、

徐々に県外からの来客も増えているそうです。

「安来にある和鉄の歴史をもっと色々な人に知って欲しい。

私達がキッカケとなり、安来に足を運ぶ人が増えると嬉しい。

その為に色々な場所での「発信」を続けて行きたい。」と、

今後の思いを語る小藤さんでした。