カーポート

カーポートはお庭デザインの一部

住宅の駐車施設の総称で、主に屋根と柱だけの構造物を「カーポート」と呼んでいます。
雨や日照から自動車を保護する事が、本来の目的となります
機能性が最も重要ですが、敷地内におけるファッション性も注目する点のーつとなっています。
庭のデザインの一部としての位置付けが確立されつつあります。

Car Port Type

片側支持タイプ

カーポートの屋根を左右どちらかの片側で支えるタイプです。
柱は片方に2本か3本です。柱の本数は、対応する積雪量によって変わります。

片側支持のカーポート
柱本数例 ・積雪量20cm対応→2本柱 ・積雪量50cm対応→3本柱
特徴 ・柱が片側にある為、車の出し入れや乗り降りがしやすいです。
・基本的には車1台用が多く、複数台で利用する場合は、イメージの様な「Y合掌」やその他には「縦連棟」に組み合わせて設置します。
注意点 積雪時や、強風の際は「着脱式サポート柱」を使って梁を支える事をお薦め致します。

両側支持タイプ

力ーポートの屋根を両側で支えるタイブです。柱は片方に2本か3本で、両側で4本か6本です。
こちらも「片側支持タイプ」と同様に、柱の本数は、対応する積雪量によって変わります。

両側支持のカーポート
柱本数例 ・積雪量20cm対応→4柱 ・積雪量50cm対応→6柱
特徴 ・柱が両側にある為、駐車スペースを広く取ることができます。
・車1台~3台用までサイズの設定があり、用途や敷地の広さに合わせた大きさを選択する事ができます。
・「片側支持タイプ」と同様に、奥に連結して使う事も可能です。
注意点 積雪の多い地域や、風圧の強い地域では、それに対応したカーポートを選ぶ事をお薦めします。
(最近では、頑丈な「折板屋根仕様」の物も多く出ています)

背面支持タイプ

カーポートの屋根を奥側で支えるタイプです。
柱は片方に2本か3本です。柱の本数は、屋根の大きさによって変わります。

背面支持のカーポート
柱本数例 ・積雪量20cm対応→2~3本柱 ・積雪量50cmなし
特徴 ・屋根を支える柱が後方にあり、車の出入れや、人の乗り降りの邪魔になりません。
・デザイン性の高い商品が多く、見た目にこだわる方にオススメです。
注意点 ・積雪時や、強風の際は「着脱式サポート柱」を使って屋根を支える事をお薦め致します。

カーポートが果たす役割


数あるエクステリア商品の中に、「カーポート」というカテゴリがあり、
様々なメーカーから、様々な特徴を持った商品が発売されています。

大まかに言うと、カーポートは2つの役割を備え持っています。
1つめには、カーポートが本来果たす役割である、お車やお客様を紫外線や雨、風、雪から守ってくれるという事です。
例えば、屋根材にポリカーボネートを使用した商品であれば、UVカット率は100%となっています。
 それから、米子地区では、平成22年の年末から平成23年の年明けにかけて豪雪となり、平野部でも70cmを超える積雪を記録しました。
この時に、沢山のお車が雪に埋もれ、カーポートその物も沢山壊れてしまいました。
その教訓から、それ以降では耐積雪量が50cm,100cmという商品を選ばれるお客様も増えてきました。
この様に、大切なお車や、ご家族の暮らしを守る物が「カーポート」の果たす役割の一つです。

2つめには、お庭のデザインの一部としての役割です。
弊社では、「お庭」を単に生活が便利になる「駐車場」や「アプローチ」というツールの集合体であると考える事はありません。
 お庭づくりを、お客様が快適に過ごせる「空間作り」として位置づけ、デザイン性にも気を配っています。
最近では、デザイン性の高い商品も発売されていますが、これは、カーポートを「単なる車を守る為の道具」として見るのではなく、「景観の一部を作るもの」である事を意識した時代に変わってきている為です。

お客様が所有する、「物理的な物」と「空間や思い出」の両方を楽しませてくれる物、それが「カーポート」です。


力ーポートはお車を紫外線や雨、風から守るだけではなく、お庭のデザインの一部として、
自分だけの「快適空間」を演出してくれる。とても、素敵な商品です。
松江・米子・安来でカーポートをお求めならマエダプラスターズにお任せください。