いくつかある防草対策の方法の一つで、土の質感を残したままで、確実に防草対策のできる方法をご紹介致します。

 

土舗装とは?

簡単にご説明致しますと、土を薬品で固めて草の根が生えて来ない様にする、という物です。

この方法の特徴としては、

  • 土の質感をそのまま残すことができます。
  • 土なので水が浸透します。
  • コンクリートとは違って熱を持ちにくく、夏場の地面からの照り返しが少ないです。
  • 車も上がる事ができる強度があります。
  • コンクリートと比べると若干割高です。

施工前の状況です。

敷地内は草が生え、水はけも悪く、雨水が溜まりやすくなっています。

土を取る

まずは、現状の土を取り除きます。

土舗装5cmと下地の砕石10cmの合計15cmを取り、砕石を敷き転圧をします。

これが、固める土の元となる材料「舗装名人」と言う商品です。

 

固める土を作ります。

土は一般的で、どこにでもある「真砂土」を使います。

ミキサーを使って真砂土と「舗装名人」と水を決められた配合と練り時間で混ぜます。

練り合わせた材料を敷き均して行きます。

 

敷き均しの厚みも仕上げに左右する為、かなり慎重に敷き均して行きます。

敷き均した後は、プレート(コンパクター)を使って踏み固めます。

プレートを使って踏み固めた後は、ホースを使って水を散水します。

水を散水する事で、硬化後の強度をさらに高めます。

 

施工直後です。

この状態でも、人が歩ける程度の強度はあります。

そのあとは、1週間~2週間程度、シートを掛けてゆっくりと硬化させて行きます。

冬期は凍害(霜ばしれ)の危険性が高い為、保温シートを敷いて2週間は養生します。

まずは梱包用のプチプチシートで養生します。

その上からブルーシート養生します。

この状態で2週間程度養生します。この養生期間は必ず確保したい期間です。

そして養生期間が終わったら完成です。

見た目の色も綺麗で、自然です。

土色の温かみもこの施工方法の良さの一つだと思います。

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