2016.7.3
左官のお仕事を動画で紹介します(その2)
こんにちは~。
安来市、松江市、米子市で外構、エクステリア工事を設計施工しているマエダプラスターズの前田です(^-^)
引き続き、「左官」の仕事を動画で紹介致します。
にて、左官鏝を使って、モルタルを壁に塗っていく様子を紹介させて頂きました。
塗った壁は、その後どの様にツルツルに仕上げられているか、気になりませんか?
もちろん、塗ったままでは、平らな壁ではありません。
より平らに仕上げる為には、何工程かの作業があります。
その作業も動画にて少しずつ紹介して行きたいと思います。
壁に材料(モルタル)を塗り付けた後は、乾き具合を見て、「発泡スチロール」で出来た鏝を使って大まかに平らにして行きます。
「なぜ発泡スチロールなのか?」と言うと、摩擦が大きい方が材料に含まれている砂が動きやすく、
仕上げの初期段階に「短時間」でより平らにしやすいという事があります。
(諸説あります。)
この「短時間」というのが、とても重要になります。
野外での作業は「天候、気温、湿度」に大きく左右されます。
夏場は気温が高い為、水分の蒸発も早く、簡単に言うと「乾き」が早い為、
材料に含まれる水分量に合わせた工程が間に合わなくなります。
「発泡スチロール鏝で擦る」⇒「定木を当てて、平らになっているか確認」
の作業をスピーディーに繰り返します。
熟練してくると、「何となく」平らかどうか、定木で調べなくてもわかる。
という事が出来るようになり、時間も節約できるので、「仕事が早い」と言われる様になります。