2018.5.16
駐車場を整備する工事を施工させて頂きました。
こんにちは。
エクステリアプランナーの前田です。
駐車場をコンクリートで整備する工事を施工させて頂きました。
ホームページからのお問い合わせから、駐車場をコンクリートと、
自転車用の雨よけ、玄関周りの風よけ、屋根の雪止めについて、ご相談を受けました。
早速、ご在宅のご都合をお聞きして、お話を伺いました。
詳しくお話を伺うと、
建物を建てられてから数年経ち、雪の多い地区の為、
玄関前の駐車スペースに屋根から雪が落ちてきて、積雪時は色々とご苦労をされているという事でした。
当初のお考えでは、玄関前に雨よけの屋根を設置するご計画でしたが、
何度かプラン提案をさせて頂く中で、玄関前は屋根から雪が落ちてくるので、コンクリートのみとして、
建物の横にカーポートを設置する事となりました。
今回設置させて頂いたカーポートは、ヨドコウのヨドカーポという商品です。
実は、こちらの商品は、お客様から「この商品は取り扱いがありますか?」
という事で問い合わせを頂いた物でした。
普段私たちは、数社のメーカーのカタログを持ち歩き、
その中からお客様のご希望に合わせた(見た目、ご予算)商品を選択します。
それを図面に反映させて、お客様に提案する。という作業を繰り返しております。
最近では、お客様から「この商品」と指定される事も多く、
私たちもプロとして、それを上回る知識と情報を得ておく必要があるなー。と感じています。
交渉を重ね、プランと、金額が決まり、契約書を交わした後、ご近所への挨拶をして、工事がはじまりました。
工事の際、大切な事があります。
それは、「工事中のお客様のお車を止めるスペースを確保する事」です。
駐車場を一度に工事すると、お客様の車が敷地内に停められなくなり、
しばらくご不便をお掛けしてしまいます。
今回は、駐車場を半分ずつ施工する事で、駐車場を確保する事にしました。
工事の前半は、しばらくこちらに車を止めて頂く事になりました。
土間コンクリートは目地を入れる事で、区画を区切る事が可能です。
又、駐車する際の目安となりますので、
区切る時に、車の大きさを意識しながら、設計をします。
コンクリートにはワイヤーメッシュ筋を埋め込み、補強をします。.
コンクリートの表面の仕上げですが、今回は傾斜のある場所に立地している為、
滑り止め効果のある「刷毛引き仕上げ」とさせて頂きました。
これも、お客様と相談して決定します。
コンクリートは1週間程度経過すると、車を乗せられる強度が出ます。
この間は、工事を休憩して、お客様の駐車場が確保でき次第、カーポートの工事に入ります。
カーポートの組み立て作業中です。
カーポートは奥行きが10mあり、縦に2台縦列で駐車する事が可能となりました。
カーポートは頑丈な折版屋根タイプで、なんと耐積雪量は75cm!!
工事の際は、工事看板を設置して工事を進めます。
カーポートの雨水は敷地の奥側に流れる様になっており、集まった雨水は地下配管をして、
雨水マスに排水処理をします。
この辺りも、後々の事を考えた施工となっております。
工事後は、お客様にご確認頂き、エクステリア工事の保証書を発行して、お引渡しとなりました。
改めて、この度は工事をご依頼頂き、誠にありがとうございました♪