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2021.1.10

時代と共に変わっていく工法

こんにちは。

エクステリアプランナーの前田です。

古くなっていた塀を、

部分的に作る直す工事を

設計施工させて頂きました。

まずは、施工する前の写真をお見せいたします。

塀の下の部分に水道管が通っており、

古くなった水道管が漏水を

起こしていました。

これを直す為に、古い塀は部分的に撤去し、

水道管を修繕した後に、新しい塀を作り直す必要があります。

塀の撤去から、水道管の修理までは、お客様で手配された業者さんが行いました。

修理がおわった後の塀の復旧をご依頼頂いたので、

既存の塀の質感を残しながら、

それに近い形になる様に作ります。

今回は、お客様からのご要望に合わせて、

元々使われていた瓦笠と、木製の風窓を再利用させて頂きます。

古い瓦笠を再利用

古い瓦笠を再利用

木製の風窓を再利用

木製の風窓を再利用

塀が撤去された状態で、弊社の工事が始まります。

塀が撤去されました

塀が撤去されました

解体の際に、残してもらった

瓦笠と木製の風窓を上手く組み合わせていきます。

瓦笠と風窓の再利用

瓦笠と風窓の再利用

塀の下半分の緑色の部分は、

四国化成のぺブルウォールという

自然石を樹脂で固めた素材です。

ぺブルウォール

ぺブルウォール

残っている壁の質感に近い色を選び、

塗り付けていきます。

ぺブルウォール

ぺブルウォール

昔ながらの工法も、新しい建材によって

時代にあわせて変わっていきます。

最終的な仕上げは、塀の上半分を塗装業者さんに塗装してもらいました。

木製 風窓 塗装

木製 風窓

古くなって色あせていた風窓も防腐塗装をすることで

新しく蘇りました。

エクステリアリフォーム

復旧された綺麗な塀

最後は、床をコンクリートで仕上げて完成となりました。