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2020.6.7

安来散策 いちご農家の苺カフェ 苺やkirito(キリト) 

こんにちは。

エクステリアプランナーの前田です。

3月末にオープンした苺カフェ 苺やkirito(キリト)さんに行ってきました。

kiritoさんは、田園風景の広がる安来市出来須(できす)という地区にあります。

出来須地区の入り口にある看板が

お店に向かう交差点の目印になっています。

出来須地区の入り口看板

出来須地区の入り口看板

この看板の所を曲がると、カフェの建物が見えてきます。

お店が見えます

お店が見えます

自然に囲まれた建物

自然に囲まれた建物

建物の外観がとても印象的なので、すぐに分かります(^-^)♪

天気の良い日は、大山(だいせん)がとても綺麗に見えます

晴れの日は大山が良く見えます。

晴れの日は大山が良く見えます

お店の前には、駐車場の看板があり、車はこちらに止めます。

駐車場はこちらです

車を降りて、歩いてお店に近づくと

鮮やかにペイントされた外観が目に入ってきました。

印象的な外観

印象的な外観

笑顔で迎えて頂いたのは、

このお店のオーナー、池田 佳奈さんです。

池田 佳奈さん

池田さんのご主人が安来市の出身で、ご自身は大阪府の出身です。

大阪では、ご主人と共に、居酒屋を数店舗経営しておられましたが、

お子様の子育てと仕事に追われる日々。

元々、ご主人が池田家の長男という事もあり、

いつかは安来に移住するつもりだったそうですが、

「仕事柄 働く時間が遅く、子供を夜遅くまで無認可の保育園に預けながらの

生活に限界を感じていました」と

その頃を振り返ります。

経営していた居酒屋は全て譲渡して、2年前に一家で安来に移住しました。

ご主人の実家は農家ではありませんでしたが、

帰ってくる時に探して購入した古民家に

農地が付いていたというキッカケもあり、

新天地での生活を模索した結果として、

農業を始めました。

その時に出会ったのは、「安来のイチゴ」でした。

安来市では、新規就農者の支援に力を入れており、

その中の一つに、イチゴ生産がありました。

約1年間を近所のイチゴ農家さんの元で学び、

現在は、「イチゴ農家」として独立する事を目指して、

JAの研修棟を利用して、イチゴを育てています。

その中で、カフェを開店しようと思ったキッカケについて、

「道の駅などでイチゴの販売をしたり、色々な事をするうちに、

付加価値の高い「安来のイチゴ」を

私なりの方法でPRができないかな?

と思う様になり、居酒屋を経営していた接客の経験も生かせる、

イチゴをテーマにしたカフェを開店する事を思い立ちました。」

と力強く語ります。

元々、納屋だった建物を店舗に改装して

3月28日オープンしました。

kirito(キリト)という特徴的なお店の名前は、

実は、2人のお子様のお名前から由来しています。

お店の名前にお子様の名前を付けた理由について、

「イチゴの苗は、親苗から小苗を育て、

受け継がれていくのですが、

親苗の遺伝子は小苗に引き継がれます。

だから親苗がしっかりしていないと、

小苗にも良いイチゴが出来ないのです。

親から子へ受け継いでいけるような

お店を作りたいという思いで、

このお店の名前を付けました。」

と池田さんは語ります。

そんな思いの沢山詰まったお店を見せて頂きました。

まず目に付いたのが、入り口付近にある、

ハンドメイド商品の棚です。

ハンドメイドのアクセサリー類

ハンドメイドのアクセサリー類

イチゴをテーマとした、手作り雑貨が売られています。

ハンドメイドの雑貨

ハンドメイドの雑貨

商品のいくつかは、ハンドメイド作家さんが作られたものですが、

この中には、池田さんご本人が作られた物もあります。

ハンドメイドの商品

ハンドメイドの商品

1階には、料理を作る厨房と、

5~6名で座れる様にイスとテーブルがあります。

店内は、照明など細かい所にも気配りを感じます。

オシャレなインテリア

オシャレなインテリア

1階のカフェスペース

1階のカフェスペース

1階のオープンキッチン

1階のオープンキッチン

そして、2階は家族でゆっくりできる空間が作られていました。

靴を脱いで2階に上がります。

2階に上がる階段

2階に上がる階段

広々とした空間

広々とした空間

ソファー席もあり、

ソファー席

ソファー席

こどもが遊べるキッズスペースもあり、

キッズスペース イチゴです

キッズスペースもイチゴです

イチゴ柄のクッションも手作りです。

いたる所にあるイチゴたち

いたる所にあるイチゴたち

照明も柔らかく、落ち着ける雰囲気で気配りが行き届いています。

インテリアもオシャレ

インテリアもオシャレ

オシャレな照明

オシャレな照明

イチゴのシーズンは大体11月~6月初めまでですが、

シーズンが終わると、イチゴタルト、夏はかき氷やメロン、秋はお芋など

季節に合わせた果物や野菜をつかった料理やスイーツを提供するそうです。

スイーツ付きプレートランチを注文してみました。

注文すると、すぐにスープが運ばれてきました。

水菜のスープ

水菜のスープ

そして、ボリューム満点のおとな用プレートランチ

おとな用ランチプレート

おとな用ランチプレート

こども用もあります。

こども用ランチプレート

こども用のランチプレート

このビーフシチューが絶品♪

ごはんとパンが選ばます

ごはんとパンが選べます

そして、デザートのスイーツです。

見た目も映える、スイーツプレートです。

ランチのデザートスイーツ

ランチのデザートスイーツ

スイーツに使われているシフォンケーキは、

ご近所にあるしふぉん ながたさんのものです。

しっかりと、ご近所さんともコラボしておられます。

ベイクドチーズケーキ シフォンケーキ

ベイクドチーズケーキとシフォンケーキ

イチゴがとても新鮮でキラキラ輝いています🍓

イチゴもキラキラ輝いています

イチゴもキラキラ輝いています

スイーツはもちろんですが、

料理がとてもおいしく、海の幸も取り入れたメニューは、本格派です。

お店作りの基本は、ファンづくりだと語る池田さん。

今後は雑貨作りのワークショップなどを開催して、

出来るだけお店に来てもらえる機会を増やしていく

事を考えておられます。

ママさんトークも弾みます。

ママさんトークも弾みます。

「若い人にも来てほしいけど、それはあまり絞らずに、

地元の人、幅広い年齢層にお客様に来てほしい。」

カフェの外には、現在整備中の場所があり、

将来、イチゴのビニールハウスが建つ予定です。

そこに「農業が気軽にできるレンタルスペースを作りたい。」

と農業のPRにも思いを巡らせます。

イチゴのハウス予定地

イチゴのハウス予定地

お店の外にはテラスを作って、外で食べられるスペースを作るなど、

アイディアの尽きない池田さんに今後の夢を聞いてみました。

「このお店が安来のイチゴのアンテナショップになれたらいいな~。

たとえば、県外の催事イベントで、『安来のイチゴといえば、池田さんだよね。』

という存在になれば、もっともっと安来のイチゴをPRできるんじゃないかな?」

そんな風に自分の事だけでなく、農業や現在暮らしている安来の事にも

思いを馳せる池田さんとお店を益々応援したくなる。

そんな楽しい時間を過ごしました。

苺や kirito
いちご農家の苺カフェ

島根県安来市赤江町762
080-1644-0102
木、金、土、日曜日営業
11:00〜16:00L.O
国道9号赤江の信号を北へ→出来須の看板左折→右前方に♥

インスタグラムから予約できます。
https://www.instagram.com/ichigoya_kirito/

 

お店のチラシ

お店のチラシ