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2020.3.3

安来散策 石橋農園 甘~いイチゴ作りで農業の魅力発信♪

こんにちは。

エクステリアプランナーの前田です。

安来市下坂田町にあるイチゴ農園「石橋農園」さんに行ってきました。

石橋さんから教えて頂いた住所を頼りに向かいます。

農園に使づくと道の途中に点々と看板があり、だんだん近づいているのが分かります。

石橋農園の案内看板

そして、こちらが農園の入り口です。

農園入り口の看板

無事に石橋農園さんに付きました(^^)

立派なビニールハウスが何棟も建ち並んでいます。

イチゴ栽培のビニールハウス

頑丈な作り

優しい笑顔で出迎えて頂きました。

石橋 賢一郎さん

「石橋農園」を営む石橋 賢一郎さんは、

安来市内のご出身で、もともと農家の生まれではありませんでしたが、

幼少の頃は、体が弱く、将来は体力が付きそうな農業などの仕事に就きたいと思っていたそうです。

大学時代は、島根大学で地域経済学を学んだのち、農業に携わりたいと思い、県内の農業法人に就職しました。

そこでは、ポット苗などの栽培をしていたそうです。

3年ほど勤めた、ある時、

お母様から「安来市が新規就農者を募集しているよ」

と聞き、問い合わせをします。

その後、市の職員の方と打ち合わせを重ね、

8か月後に新規就農研修を受けるようになります。

その時に、勧められたのが、花と葉物野菜とイチゴの生産だったそうです。

最初にイチゴを目にした時の事を

「圃場(ほじょう)の中で、真っ赤な果実が輝いて見え、とても魅力的だった。」

と語る、石橋さんはイチゴの魅力に引き寄せられる様に、イチゴ農家を目指す事になります。

市の研修制度を利用しながら、

H26年 1月~ H27年の2月までの約1年を師匠のイチゴ農家さんの元で学び、

その後のH27年 3月~H28年 8月までの約1年半を

JAやすぎ 担い手支援センターで研修生として研修したのち、

H28年 9月に独立してイチゴ生産者となりました。

独立した最初の年は、いろいろとトラブルが重なり、大変だったそうですが、

試行錯誤をしながら、イチゴ生産に励みました。

今年は独立してから4年目となり、糖度の高いイチゴを作れるようになってきたそうです。

昨年からは、観光協会と連携して、「いちご狩り」事業を本格的に始めました。

「イチゴは生食でも、加工でも、色々な可能性を秘めている食べ物です。」

とイチゴの魅力を語る石橋さん

「今後は、イチゴのスペシャリストとして、

石橋農園のイチゴを使っている事が誇りになるような

ブランドイメージを作っていきたい」

と語ります。

そんな夢のあるお話を聞いている場所は、

出荷するイチゴを同じ大きさに合わせてパックに並べている所でした。

大きさを合わせて選別

出荷作業中

出荷作業中

とても新鮮で輝いています。

光輝くイチゴ

きらきら輝くイチゴ

実は、イチゴのパック詰めをされている方は、石橋さんのお母様♪

お父様もイチゴ生産を手伝っておられるそうで、

家族に支えられながら、大切にイチゴを育てておられます。

せっかくなので、ビニールハウスの中を見させて頂きました。

ビニールハウスの中

程よく順番にイチゴが赤くなっているのが見えます。

色付くイチゴたち

大切に育てているイチゴを無駄にしない為に、

順番に熟してくれる方が収穫しやすいそうです。

次々に色付くイチゴ

「農業を始めて、色々な人と関わる様になり、

沢山の人に助けて頂いています。」と語る石橋さんの今後について聞いてみました。

イチゴを見守る眼差し

「私が農業を楽しくやっている事を発信する事で、

農業が楽しい職業だと感じてほしい」

そして、農業で生計を立てる事の難しさもありますが、

安来市は補助が手厚く、私たちが成功例を示すことで、

農業の担い手がもっと増えると良いですね」

と、ご自身の展望と共に、安来市の農業の活性化にも思いを馳せる石橋さんの

実直さに感銘を受け、心地よい時間を過ごさせて頂きました。

お問い合わせ
石橋農園
安来市下坂田町937-1
080-3888-0971 石橋まで

HP:石橋農園