2018.10.5
外構工事を設計施工させて頂きました。
こんにちは。
エクステリアプランナーの前田です。
外構工事を設計施工させて頂きました。
弊社ホームページをご覧頂いたお客様から、お問い合わせを頂き、
ご自宅に伺わせて頂きました。
そこで、希望される内容をお聞きして、プランを作ります。
何度かのプラン修正を重ね、お庭を作らせて頂く事となりました(^O^)
まずは、工事の前に、お隣様へ「工事のご案内」を配り、工事が始まります。
今回は、ほとんどの部分が駐車場となります。
まずは、土を鋤取ります。
カーポートを設置する為、柱が埋まる場所に穴を掘ります。
その穴は転落防止の為に、コンパネ等でふさいでおきます。
カーポートを設置しました。
お客様からのご要望により、雪が沢山積もっても壊れない、
頑丈なガルバリウム鋼板を使った、カーポートです。
細かい所ですが、カーポートの雨水は、垂れ流しにせず、地下排水とします。
続いては、アプローチを作ります。
アプローチの素材は、玄関ポーチの色や、
屋根の色調のバランスを考えて、2種類を提案させて頂き、お客様に選んで頂きました。
こちらは、東洋工業のアクリナペイブという商品です。
透水性になっており、表面に水が溜らないので、滑りにくいです。
工事中も、お客様は生活をしておられる為、
必ず、通路を確保しながら、作業を進めます。
アプローチの他にも、色のアクセントを付ける意味も含め、
オレンジ色の素材を使い、ラインを入れます。
このラインは駐車する際の目安にもなり、機能的な効果もあります。
そして、最後にコンクリートの施工となります。
コンクリートは流動状の物ですので、いろいろな所を汚してしまします。
汚れては、いけない所は、最初から養生をしておきます。
準備をきちんとしておくと、細かい所まで、綺麗に仕上げる事ができます。
コンクリートの仕上げが終わりました。
コンクリートの仕上げ方法は、大まかに言うと2種類あります。
コテ押さえ仕上げで「つるつる」にするか、
刷毛を使って、表面に模様を付けて、「ざらざら」にするか。
のどちらかになります。
お客様のご希望により、「ざらざら」仕上げにしております。
コンクリートは、車が乗れる強度が出るまで、乾かさなくていけません。
大体1週間ほど乾燥させると、表面が白くなり、
車が乗っても割れない硬さになります。
それから、駐車場以外の土が見えている部分は、草が生えない様に防草対策をさせて頂きました。
防草シートを敷いた後に、上から砂利をかぶせます。
土と砂利の境目には、石を並べて、見切りをします。
こちらには、見た目をスッキリさせる効果と、
防草シートの下に、雑草の根が入ってくるのを、防ぐ効果があります。
コンクリートの養生期間が終わり、無事に工事を終えることが出来ました。
工事の間は、お客様のお車など、ご不便をお掛け致しました。
お知らせしておいた予定の通りに工事を終わらせる事ができ、安心しました。
改めまして、この度は工事をご依頼頂き、誠にありがとうございました。